見ない、と言う選択肢はありえない傑作です
どーも、映画好きジジイのロッカリアです。
2000年代に入って、はや四半世紀が経ちました。(早っ!)
振り返ってみた時、やっぱりこの映画は、群を抜いて、アクション作品の傑作だと思いました。
その理由は、「この映画が10年経っても色褪せない理由――それは、“本物”しか映していないから」
既に見た映画ファンも多いと思いますが、もう10年前の作品になるんですよね。
そろそろ再見しても良い頃だと思うのと、若い世代の人に、良い映画、面白い映画を伝えるのも、ボクの役目だと、勝手に思っているので、良かったら少しの時間、一緒に、このデストピアの世界を覗いてみませんか?
🎬 こんな人にオススメ!
・『マッドマックス』シリーズのファン
・アクションに本物を求める人
・デストピアの世界観に酔いたい!
・カー・アクションが好き!
どんな映画?
度重なる制作延期を乗り越え、『マッドマックス』(1979)シリーズの生みの親、ジョージ・ミラー監督が2015年に完成させたアクション大作。
主役のマックスが、メル・ギブソンからトム・ハーディに変わりましたが、この交代は成功だと思います。
何より、この映画の魅力は、CGを極限まで排した、ど迫力のカー・チェイス!
しかもただのバトル物ではありません。
これでもかと、凝ったアイデア満載のアクションに、ただ脱帽するばかりです。
▶︎▶︎▶︎ (あらすじ)
荒廃した近未来のオーストラリア。
イモータン・ジョーを首領とする集団に捕まったマックスは、イモータンの元から逃げ出すフュリオサ(シャーリーズ・セロン)一行に力を貸すことになる。
脱出作戦は成功したかに見えたが、イモータンに気付かれ、永遠に続く砂漠の道をひた走る。
だが、フュリオサたちを追って来る軍団は、容赦なくマックスたちを襲ってくる。
死闘を繰り広げながら、一行は、フュリオサが生まれた「緑の地」を目指して突き進むが、そこには……。

見所&解説
命綱をCGで消すとか、コンピューターによる細かい作業はあるが、本物しか持ち得ない迫力と緊張感が半端ありません。
映画をたくさん見ている人ほど、それを強く感じるはずです。
トム・ハーディのマックスは、過去に自分が救えなかった命の幻影に悩まされながら、抑えた演技で観客の前に“心を剥き出しにする”。
「マッドマックス」と呼ばれたメル・ギブソンとは対照的な演出です。
だが、この抑えた演技が、マックスの迫力を静かに演出している。
余談ですが、このトムは、僕と同じ、身長が175センチだと言うから、その存在感にただただ驚かされます。
シャーリーズ・セロンが凄い
この人、本当に何でもできる女優さんだが、今回も闘う女を完璧に演じながら、マックスに見せる、一瞬の女心の表現が素晴らしい!
アクションはもちろん凄いのですが、この二人の静と動の演技が、この物語を牽引している事は間違いありません。
ボクはDVDで観たのですが、メイキング(特別映像)を見れば、その迫力は一目瞭然。
ただ単に車のアクションを見せるだけじゃなく、長い棒を使った空中からの襲撃や、イモータン・ジョーの異様な格好、戦闘を鼓舞する爆音バンド、あの意外なバイク集団、砂嵐に湿地帯など、アイデア満載で、映画の裏側を見れば見るほど、逆にこの作品の凄さが、見る者を魅了します。
🗣 まとめ
良い映画って、結局は「良い役者」がいるかどうかで決まると思うんです。
どんなに物語が面白くても、主役が大根役者なら台無し。
たとえばこの映画なら、トムとシャーリーズの存在感が圧倒的。
二人がいなかったら、この作品はここまでの熱量を持てなかったと思うし、これほどの作品に仕上がっていなかったと思います。
でも実は、ボクが一番印象に残ったのは、意外にもニュークスの存在でした。
最初はちょっと情緒不安定なキャラに見えたけど、後半でまさかの“覚醒”。
あの変化には、正直やられました。
やっぱり、良い映画は、観る人の感情を強く揺さぶります。
登場人物の感情が、リアルに伝わってくるからこそ、物語に引き込まれる。
ジョージ・ミラー監督はそのあたりを本当によく分かっていて、役者一人ひとりの感情の動きを丁寧に描いています。
それからもう一つ。
ボクはCGを否定するつもりは全くありません。
要は“どう使うか”だと思っています。
ボクはヒッチコキアン(ヒッチコック信奉者)なので、つい、こんな妄想をしてしまいます。
『鳥』(1963・米)を撮った時代に、もしCGがあったら、もっと恐ろしい作品になっていたかもしれない、と……。
時代が変わっても、映画の本質は変わりません。
人間の感情をどう描くか——ヒッチ先生はいつも言っていましたが、それがとても大切だと思っています。
📌 作品情報
『マッドマックス:怒りのデス・ロード』(2015・米)
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン ほか
配給:ワーナー・ブラザース
※U-NEXT・Amazonプライムで配信中(2025年11月現在)




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